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(平成23年4月8日「大きな余震」)
 終わりが見えないような状況で、困難が続いてしまう。頑張り続けてきたけれど
もうだめかもしれないと、思ってしまうことがあるかもしれません。
 肉体的に、筋肉が疲労してしまったら、回復を待つ時間が必要なときもあると思
います。緊張の糸を張りすぎたなら、少しずつ緩めてあげることも必要かもしれま
せん。
 被災地の写真や映像を見ると、離れたくはないふるさとの復興には、長い年月が
必要かもしれないと思います。
 日本だけでなく、世界中の人々が復興を願って支援して下さっています。
 10年かかるか、20年かかるか、復興にどれくらいの期間がかかるかわかりま
せんが、復興を願う人々の優しい気持ちが、素晴らしいふるさとの復興に結実して
ほしいと思います。もう一度、素晴らしいふるさとを建設したいという気持ちが、
この一歩を立ち上がり、踏む出す、力となりますように。

 平成23年 4月14日「小冊子」


大阪府東大阪市布施駅前 おもちゃ館カツラヤ