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(平成22年12月27日「もういくつ」)
 「迎える」というコトバには、「自然にめぐってくるのをまつ。」という意味が
含まれているようです。
 春夏秋冬の季節がめぐっていて、春が来るのをまっている。一年一年、新しい年
がめぐってくるので、新しい一年をまっている。
 訪れて来てくれるのをまつ。
 徐々に、こちらに近づいてきて、出会って、そしてだんだんと過ぎ去っていく。
過ぎ去ってしまって終わりかなあと思うと、また、めぐってくる。
 新しい春が、やってきてくれるのをまつ。新春を迎える。
 新しい年へ向かって前進していくという気もするし、新しい年がやってきてくれ
るので、新年を迎えるという気もします。
 毎年毎年、新しい年がめぐってきて、積み重なっていくようにも思います。ピラ
ミッドや大阪城の石垣のように、崩れないように、積み重ねて行ければいいなあ。

 平成23年 1月 6日「51年目」


大阪府東大阪市布施駅前 おもちゃ館カツラヤ