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(平成22年11月4日「玩具が無くても」) 店番をしていますと中学生くらいの男性が二人で、おもちゃを見ながら小さい子 供の頃の思い出話をされていました。 「わあ、俺こんなんで遊んだことある。」 「俺はそんな大きなので遊んだこと無いなあ。なんか大きなおもちゃを欲しい言 うたら、親に悪いような気がして、よう言わんかったわあ。」 子供が欲しいおもちゃを買ってもらって、無邪気に喜んで、遊ぶというのはいい ことのように思います。また、親のことを気遣って、一番欲しいおもちゃではない けれど、少し小さいもので納得して、遊ぶというのもいいなあと思いました。 おもちゃを買ってもらえなかったことが多かったけれど、その分、一緒に過ごし てくれて、楽しい時間があったというのもいいなあと思います。 中学生の方は、友達同士で、お互いの経験を尊重されいるような雰囲気でした。 |