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(平成22年9月3日「愚直なタイプ」)
 「たとえば、飲み込みが悪く、なかなか要領よく仕事ができない人がいるなら、
時間はかかってもいいから、自分で納得できるまで、引っかかっていることにとこ
とんチャレンジさせることです。こういう人は、一度、納得すれば、きちんとそれ
を自分のものにして、いい仕事をするようになるものです。」(菊池恭二著「宮大
工の人育て−木も人も『癖』があるから面白い」(祥伝社新書104))
 「飲み込みが悪く、『なぜできないんだろう』『なぜああするんだろう』といつ
も自問し、答えを求め続けている愚直なタイプのほうが、時間はかかっても、最終
的には大成するケースが多いようです。」(同上)
 短い時間で大成するような人は少ないと思います。時間をかけても大成する人は
少ないだろうと思います。最終的に大成するひとは、どんなタイプなのか。大成し
た人は、そのことをご存知なのでしょう。納得できるまで、とことんチャレンジさ
せてもらえることは、とても素晴らしいことのように感じました。

平成22年9月11日「花まるぶっく3」


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