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(平成22年8月19日「夏休みの宿題」)
 小学生の頃、夏休みの最後の日の夜に、泣いたことがあります。宿題がどうしも
終わらなかったからです。
 後で出来ると思って、後回しにしていて、考えていたよりも、時間がかかること
に気がついたときには、「どうしても間に合わない」という受け入れがたい現実に
直面したのです。宿題が出来ていないと、学校に行けないように思いました。
 最後まで出来ていない宿題を、そのまま出すしか無く。出来ていないことを叱ら
れました。出来ていない宿題をその後どうしたのか、記憶が定かではありません。
 出来なかったものは、出来なかったという評価を頂いて、2学期がスタートした
ように思います。
 その日までに、やり遂げられるようにすることの大切さが、身に沁みました。
 やり遂げるために努力したか、しなかったか、自分でよくわかっているからこそ
身に沁みたのだと思います。やり遂げる努力が出来たときは、嬉しいものですね。

 平成22年8月29日「自分で調べる」


大阪府東大阪市布施駅前 おもちゃ館カツラヤ