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(平成22年4月22日「花まるぶっく2」)
 「長い時間をかけて、くり返しくり返し伝えていくことで、子ども自身が自分の
 頭で『良いこと、悪いこと』の判断が出来るようになってきます。これを自律と
 いいます。」(「花まるぶっく」33ページ(東大阪市発行)より抜粋)

 以前の新聞記事に、建築家の安藤忠雄さんが東京大学の入学式で述べられた祝辞
の中で、新入生に「一日も早く独り立ちを」とおっしゃったとありました。

 長い時間をかけて、何度も何度も、くり返し、くり返して、ようやく身につける
ことができることや、とっていくことのできる悪い癖があるように思います。
 何の苦労もなく、そんなことは出来るのが当たり前と思っていたことが、実は、
誰かに、くり返しくり返し教えてもらっていたのかもしれません。できるようにな
るまで、長い長い間、見守ってくれていた人がいたのかもしれません。

 平成22年4月29日「夫婦げんか」


大阪府東大阪市布施駅前 おもちゃ館カツラヤ