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(平成23年11月8日「ウォールストリート・ジャーナル」)
 インターネットで、ウォールストリート・ジャーナルの日本向けサイトに、アメ
リカのおもちゃメーカーの社長さんのインタビューがありました。
 「新しいおもちゃを作る時にどんな失敗があったか?。」という問いに、社長の
エッカートさんは、「手をかけすぎて、想像の余地と遊びの意味を奪ってしまうと
その玩具は失敗する。」と答えていました。
 おもちゃで遊んでいるとき、子どもさんは、想像の世界に入っていることが多い
と思います。きっとそれは、幸せな世界であろうと思います。幸せな未来の世界を
心に抱くことができる時間、それがおもちゃで遊んでいる時かもしれないなあと思
います。幸せな未来の世界をたくさん心に抱いて、幸せな未来の世界を思い描く力
をたくさん養って欲しいと思います。
 想像の余地を残しているシンプルなおもちゃは、日本のメーカーにも良いものが
昔からたくさんあります。遊びの意味というのは、奥が深そうだなあと思います。

 平成23年11月28日「気が早い」


大阪府東大阪市布施駅前 おもちゃ館カツラヤ