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(平成23年5月30日「手を動かす2」) 「手の中に握ったものを自分の意思で離せるようになると、本格的な手さぐり刺 激の必要な時期になります。(中略)このころから、赤ちゃんが握れるものは何で も持たせてやってください。(お母さんが誘導して危険のないように)」「赤ちゃ んがおもちゃを持ったきり、手を動かさないことがあります。よく動かしたあと、 疲れて動かさなくなるのはよいのですが、持ったきり動かさないときは、その重さ や、持ち加減がよくわかっていないことがあります。」(「すぐれた脳に育てる」 久保田競、久保田カヨ子共著(BL出版株式会社)) 赤ちゃんは、自分の手をどうやって動かしていいのか、その手の筋肉が緊張する 感覚を確かめながら遊んでいるのかなあ。自分の手を動かしてみようとすることが 面白くて、遊びになっているのかなあ。 なかなか上手く出来ないけれど、動かしてみたり、動いてみたりして、だんだん と自分の意思で出来るようになってくることは、面白いことなのかもしれません。 |