![]() |
![]() |
「最初のページ」 > 「随想」 > 「平成22年12月9日」 |
(平成22年12月9日「本当に来るの?」) 私がちいさな子どもの頃、いつ頃まで、サンタクロースにお礼を言っていたのか 記憶に残っていないのです。 家にサンタクロースが来たのか、来なかったのか、友達と話したことはあったよ うに思います。サンタクロースは本当はいないとか、絶対にいるとか。そんな話題 を真剣に話していたようにも思います。 昔々の物語や、おとぎ話と、現実がどこかで繋がっているような不思議な気分を 味わっていたように思います。 少しずつ大きくなるにつれて、年上の子どもから、本当はサンタクロースが来て くれている訳ではない、という話が耳に入ってくるようになってきました。サンタ クロースがいるにちがいないという意見が大多数だったのが、サンタクロースはい ないという意見がだんだん増えたように思います。 サンタさんが来なくても、親からおもちゃをもらえると嬉しかったのでした。 |